こんばんわ。
いや、本当に長いから。
時間あるときに読んだほうがいいですよ、ってくらい長いから。
ていうか、モバイルよりPCの方が目が疲れないし、ぶっちゃけ楽だと思います。
そんな感じでお願いします。
私が転学部をしてから早くも1年が経とうとしています。
正確には去年の4月9日に学科ガイダンスがあったから、あと2日、ってところですね。
本当に、人生どう転ぶか分からない。
大学に入ってからそれを切々と感じました。
大学受験で周りが頑張ってる姿見て、「自分はこのままでいいのか?」と思い始めたのが最初のきっかけです。
昔、大事に持っていた夢。
ある意味自分との約束だった。
でも、中学3年生の時に倒れて、なんとなく前から分かってはいたけど、少なからずその現実にショックを受けて、良くも悪くもならなくて、「どうせ長生きはしないだろう」と勝手に決め付けて、そうしてあの頃は全てを諦めた。
だけど心のどこかにずっと引っかかってて残ってて、夢を諦めることを、約束を違えることを良しとしなかった自分がいた。
高校に入って進路決めるときに、迷いはあったけれども文系を選んで進んだ。
歴史とかは嫌いではなかったし、理系科目は苦手だったから、と言っても、大してやってなかっただけだったけど・・・。
高3になって、親友や同級生が自分の夢に向かって頑張ってる姿を見て、「本当にこれで良いのか?このままで良いのかな??」と悩み始めた。
出来ることならやり直したかった。
でも一からやり直すには、大学受験には間に合わなかった。
両親は浪人を良しとはしなかったから、まずは何処かに入らなければいけなかった。
それで今の大学の文学部に入った。
この大学に最終的に入学した決め手は、学部学科が多いこと。
もし転学部をする場合、選択の幅が多いほうが良いと思ったから。
大学に入ってから、転学部するか大学受験をし直すか、文学部にそのまま居座るか悩んだ。
転部する場合、何処の学科にするかも大体目星は付けていた。
だけど、7月になってもまだ、理系が苦手って言うことがネックになっていて、なかなか決断できなかった。
やり直したいけど、高校3年間ほとんど理系の授業を受けてなかった私には、いま転学部した所でやっていけるかが不安だったし、苦手意識がまだまだ強かった。
悩みながらも、樹木医のことも調べていった。
調べていて、受験資格の所で学歴だけが気にかかった。
仮に転部した所で、学歴で引っかかったらどうしようもない。
だから大学受験をし直すか・・・、とも思い始めていた。
だけどそうすると、家計が厳しくなる。
家にはあまり負担をかけたくなかった。
やっぱり転学部するしか他に方法がないな、と思った。
不安要素は盛り沢山で、「どうしようか・・・」と本当に頭を抱えた。
願書の〆切も間近だった。
あともう一押しが足りなかった。
そんな感じで日々を鬱々と過ごしていた時、英語の授業で朝っぱらから大学に行って、「今日も暑いなー」とか思いながら「どうするかなー・・・」って悩んでたら、いつもその授業で私の前に座ってる子が、席に着いた途端にデカイ鞄からノートとプリント引っ張り出してあわあわと勉強し始めました。
ちらっと見た感じ、ストロマトライトとか地球の起源とか書いてあって、「あーこの人理系学科なんだなー」って思って、「楽しそうな授業だなー」って思った。
それで、ふと気づいたことがあった。
いま自分はあのノート見て「楽しそう」、って思ったな、って。
昔は化学式とか訳分かんない単語が出てくれば頭が痛くなって、「苦手、嫌い」って思ったのに「楽しそう」って思ったな、って気づいた。
ならもう自分は転学部してもやっていけるだろうな、って漠然と思った。
この時ほど人生どう転ぶか分からないものだと思ったことはないです。
ちらっと見た他人のノートがきっかけで転部決断。
人生、何がきっかけになるか分からない。
いや、本当に。
決断してからは早かったです。
学科の主任に事情を説明して、「転学部します」って伝えて、そうしたら今の学科に連絡取ってくれて、向こうの先生2人と事務の方と会って話した。
この学科はどんな所で、これからどうするべきか、単位の振り替えは可能か、等々話しました。
そしてFN先生の一言。
「物好きだねー・・・・・。経済学部からの転部はあったけど、文学部から来たいって奴ははじめてだよ。」
と言われました。
一言じゃないし。
それで、秋には面接をして、11月の頭頃には結果が出て、晴れて転部が決まりました。
合格通知が来たときは、第1関門突破、って感じでした。
まだ、学歴部分で気がかりな部分があったので、それが次にすべき事だと思いました。
ずっとネットや本を読んで探して、去年の夏頃、大学で見つけた本に「学歴不問」の一節をようやく見つけました。
見つけたとき、とても安心して、嬉しかったのを覚えています。
もう迷う必要も悩む必要もなくなった。
あとは残りの受験資格を満たせば良いんだ。
そう思って、ほっとしました。
そして今日。
理由書が受理されて、希望のゼミに無事決まって、ようやくここまで来る事ができたと思いました。
ここからがスタートだと思っています。
残り2年。
決して長くは無い時間。
出来る限りのことをして、成長して、大学を卒業できればと思います。
ここにくるまでにどれだけの人達に支えられてきたことか・・・。
本当にたくさんの人達に支えられてきました。
私が凹んだ時にいつも応援して、励ましてくれた親友。
困ったことや、分からないことがあった時色々教えてくれた学友。
きっかけをくれた友達。
気づかせてくれた友達。
文学部、教養学部両学科の先生方。
厳しくも見守ってくれた両親。
全ての人に感謝をしています。
本当にありがとうございます。
これからも迷惑ばかりかけると思いますが、どうぞよろしくお願いします。
長くなりました。
ここまで読んでくれた子、ありがとう。
文面で申し訳ありません。
いつか、面と向かってお礼が言えればいいなと思います。
最後にもう一度、ありがとうございます。
ちなみに、そのノートの授業なんですが、「生命と環境」というT先生の授業なんです。
私は2年の春に取って、「あの時のかー!!!!!!!!!」って気づきました。
必修の文理融合科目で、その区分にあるいくつかの授業の1つなんだよねー。
てことは、文学部にいた時、1セメの時に既にあの授業取ってたかもしれないんだよね。
自分があの時あの授業を取ってなかったからそういった思いに気づけた訳で、取っていたらどうだったか分からなかったよね。
いやはや、本当に人生分からない。
まぁ、あれですよ。
終わりよければ全て良し。
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